植村直己 妻への手紙

植村直己 妻への手紙   植村直己 著   文春新書  2002/10/21

 本書の大部分は「北極圏一万二千キロ」の犬橇旅の遠征先からの手紙になっています。 
 読み始めて最初に感じたのは、「こっ恥ずかしい」でした。
 婚約時代に、そして新婚のときに愛する女性に宛てた手紙だから、そう思われて当然かもしれません。

 植村氏の冒険は他の著作や映像で知ることができますが、奥さんへの手紙からつい本音が出てしまう魂の叫びのようなものを感じました。
 手紙って訴えかけてくるものがあるんです、・・第三者が読んでも。どうしてなんだろう。

 北極圏の犬橇旅でも手紙を出したり受け取ったりできました。
 だいたい「何月何日頃どこそこの村・町にいるから(着くから) ここに送って」と郵便局・警察署や知り合いの住所を知らせて手紙を受け取ってました。電話が使えるところに行ったら電話で会話もできました。 
 電話なら同時に気持ちを伝えることができます。手紙は一方的に伝えるだけになってしまいます。もっと電話が使えたら、あるいは現代のように瞬時にやり取りできる通信機器があったらと思われたでしょうか。

 他の人の旅先からの便りを読んで自分の手紙を思いました。
 あんな文面でも便りがないよりはいい、かどうか・・・。 
  (旅先から送った我が手紙は カテゴリ>外国便り にあります)
[PR]
by ruksak | 2015-01-10 13:14 | 旅の本 | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://ruksak.exblog.jp/tb/23536079
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]


2018年のカレンダーを  ご希望の方に


by ruksak

プロフィールを見る

S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

ブログジャンル

旅行・お出かけ

最新の記事

ベルリンでぷらぷら
at 2017-12-13 15:50
イスラーム圏で働く
at 2017-10-28 15:42
2018年カレンダー
at 2017-10-26 16:11
秋のバラも素敵
at 2017-10-09 02:02
知事公館に秋の足音が
at 2017-10-07 01:30

カテゴリ

カレンダー
はじめまして
ごあいさつ
旅程表
ドイツ
チェコ
ポルトガル
オランダ
パリ
ブラジル
インド
スリランカ
マレーシア
シンガポール
タイ
マカオ
中国
韓国
香港
台湾
安めの宿
外国便り
外国的
旅の本

最新のコメント

ばななさん こんば..
by ruksak at 01:22
こんばんは。 カレンダ..
by bananan_bou at 21:32
ばななさん さっそ..
by ruksak at 11:23
こんばんはー。 今年も..
by bananan_bou at 17:19
ばななさん!! う..
by ruksak at 15:21
こんばんはー。 好きで..
by bananan_bou at 20:56

最新のトラックバック

「北のヴェネツィア」と呼..
from dezire_photo &..
西暦1719年 - 「ロ..
from ぱふぅ家のホームページ
What a wonde..
from はれ、のちくもり
仙台からの手紙
from はれ、のちくもり
3/11に起こった東北地..
from のほほんannals
生きものの記録からヒアア..
from 日々精進(カメ日記改)
福島原発のこと
from おうちしごと日報
今、できること
from 単なる趣味のテディベア作り
できることから
from Toy Soldiers
音楽の力
from tomate & conco..

タグ

(130)
(106)
(79)
(77)
(75)
(73)
(57)
(56)
(51)
(47)
(46)
(44)
(44)
(42)
(41)
(41)
(39)
(38)
(32)
(30)
(29)
(28)
(26)
(22)
(20)
(20)
(20)
(16)
(16)
(15)
(13)
(13)
(12)
(12)
(8)
(8)
(7)
(6)
(6)
(3)

以前の記事

2017年 12月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
more...

記事ランキング