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マラッカ → シンガポール

 マラッカ長距離バスターミナルは地元ではセントラルと呼ばれています。
 市内からセントラルへ行くときに乗ったバスは、前の日にセントラルから市内へ行くバス(17番)より0.1リンギ高かったです。細かいですね。
 セントラルには両替所がありましたので、マレーシアのお金をすべてシンガポールドルに換えました。

 シンガポール行きは午後1時30分発です。(22リンギ/594円) マラッカ⇔シンガポールは複数のバス会社が日に何便も運行しています。バスのチケットブースの看板が漢字の会社が多かったです。中国系が多いんですね。
 私が予約したバスも漢字の会社でした。マラッカに来たときと同じ2列-1列のデラックスバスです。ほぼ満席です。シンガポール人が多かったと思います。
 高速道路をひた走るノンストップバスです。トイレ休憩もなしです。
 マラッカからシンガポールへ、国が変わるので、そうです、出入国手続きがあります! 
 ジョホール・バルで
 午後4時06分 マレーシア出国ゲートへ、バスを降りる 出国審査
 午後4時15分 同じバスに乗車、すぐにシンガポールの入国ゲートに到着 荷物を持ってバスを降りる 入国審査
 午後4時35分 バス乗り場へ マラッカから乗ってきたバスを探す
 午後4時45分 同じバスに乗ってシンガポール市内へ出発 ここで数人下車していた

 陸路での出入国手続きは珍しくてドキドキです。
 ドキドキだなんて…、ジョホール・バルはマレーシアとシンガポールの通過点に過ぎないんですよね。
 シンガポールの入国審査場はすごく広かったです。(マレーシア側は記憶が薄いです) 
 審査官は淡々と。2006年に香港⇔中国を行き来したときを思い出しますね。そのときの出入国審査場はこじんまりしてました。

 入国ゲートを出発してしばらくは緑に囲まれたところを走り、ビル街に入っていきます。
 午後5時20分、シンガポール、クイーン・ストリート・バスターミナルに到着です。二年連続シンガポールにやってきました。またちょっとだけの滞在ですが。大都会シンガポールにもドキドキ。
 バスターミナルの近くに地下鉄ブギス駅がありました。見覚えのある駅の出入口を見て、前の年に泊まったスリーピー・サムズのことが思い出されました。スリーピー・サムズはここからすぐです。
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by ruksak | 2009-07-07 16:33 | マレーシア | Trackback | Comments(0)

マラッカ ラクサ&チェンドル

2ヶ月も空いてしまいました。これからしばらく暑~い東南アジアの旅報告です。
マラッカを出発する前に入ったお店から再開です。

 ラクサ、・・・麺料理です。『美しきプラナカンの世界』の本には、‘国民食といってよい人気の麺’と紹介されています。と、書かれていたら試さないとね。
 お店はさきの本でこれまた熱烈お奨めの ドナルド&リリー へ。
 ドナルド&リリーは泊まった宿の後ろの通りにありました。宿の裏口から出ると2軒くらい隣にお店があります。しかしながら裏口は閉まっていて近道できません。
 お店の前にスナック類のガラスケースが置かれ10代と思われる男の子が店番しています。その横の5段くらいの階段を上ってお店の中へ。丸テーブル4つほどの小さなお店です。外見も通り過ぎてしまうようなひっそりしたつくりです。前の日(月曜日)お店が閉まっていてわかりませんでした。

オーダー:ラクサ、チェンドル(カキ氷)  合わせて4.6リンギ(128円)(ラクサは3.2か3.4リンギ) ・・どちらも量は少なめです。
 ラクサは奥の厨房から奥さんが、チェンドルはお店の前にいた男の子がつくって持ってきてくれました。
ラクサ・・・ココナッツミルクの甘みと辛い味付けのスープが特長です。南の国の味ですね。辛味はサンバルで味付けしていると本に書いてました。白いスープに赤い色味が浮いています。
麺はお米の粉の麺。このお店では細麺か太麺か希望を聞かれます。細麺を選ぶと、春雨のような、そうめんのような麺でした。春雨ほどテレンテレンしていません。麺のほか、もやし、きゅうりの細切り、厚揚げの細切り、しじみ、パクチーがトッピングされています。
チェンドル・・・こちらもココナッツミルクがけです。小豆と緑豆でできたヌードルが氷の下に隠れています。

 お味は? 残念ながら心から味わえませんでした。
 同時にたのんだら、チェンドルが先に来て、氷が解けちゃうからカキ氷をかきこんだり、反対にラクサは熱々で、バスの時間が気になって、冷たいのと熱いのとあせって胃袋に運んだもので。カキ氷の氷も気にしてしまって。
 ラクサだけにすればよかったです。

 次回は、シンガポールで味わったラクサを。
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by ruksak | 2009-07-03 17:11 | マレーシア | Trackback | Comments(0)

マラッカ ワンタンミー(ワンタン麺)

 ホテルに朝食が付いてなかったので、ホテルの奥さんに朝からやってるお店を聞いて、奥さんの指差す方に歩くと、同じ通りのすぐ近くにワンタン麺屋さんがありました。
 このお店の前を何度も通っていたので、この店だったか~という感じです。

オーダー:ドライ・ワンタンミー 3リンギ(84円)
 (マレーシアでは麺を「ミー」というので、「ワンタンミー」と表していきます)

 焼きそば風のドライタイプとスープの麺とどちらか選びます。ドライタイプのワンタンミーは(中国やほかの国でも)今まで食べたことがなかったので、ドライにしました。店先の調理台で整えられて運ばれてきた注文の品は…、
 お茶碗に入ったワンタンスープ と お皿にこんもり盛られた麺 でした。
「ドライ」ではワンタンと麺は別物だったのですね。

 それぞれのお味は、
ワンタンスープ→小さなワンタン3ケ入り、コショウ味が効きすぎ、間違ってコショウを入れすぎちゃったの?と思うくらい。これがいつもの味なのかどうか。
ドライメン→茹でた麺の下にオイスターソース系のタレが敷かれています。炒めた麺料理ではないんですね。麺の上に、豚肉チャーシューと細切り蒸し鶏と、ほうれん草の親戚のような茹で野菜、チリソース一さじのっています。こってり味だったかな、でもおいしかったですよ。ワンタンもね。

 一皿とても安いでしょう? お値段に比例した量です。大盛もあるかもしれないですね。

*大姑云呑麺(古城祖傳)/KEDAI MAKANAN & MINUMAN WANTAN ME
 お店の名前だと思ってメモして来ましたが、怪しくなりました。 水曜定休です。
 私がお店にいたときは、持ち帰りのお客さんが入れ替わり来てました。
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by ruksak | 2009-05-09 12:48 | マレーシア | Trackback | Comments(0)

マラッカ チキンライスボール

 プラナカンの建物が多く残るマラッカ旧市街には、プラナカン料理(ニョニャ料理)のお店も数多くあるらしいのですが、なかなか行き当たりませんした。
 1.改修中だったから? 2.定休日だから? 3.お店に気づかなかっただけ?
 それで、夕食と朝食は普通の中国系のお店で、マラッカを発つ前にニョニャ料理のお店にやっと行けました。

 夕食は、ホテルの近くで唯一夜も営業していた、古城鶏飯粒/famosa Chicken Rice Ball にて。
 オーダー:チキンライスボール(スープ付)+冷たい豆乳(甘味) 4.6リンギ+2リンギ=6.6リンギ(185円)

 蒸し鶏にゴルフボール状に硬く丸めたご飯(5ケ)がひとつのお皿に盛られてきました。お肉の下に野菜が敷かれています。お肉は蒸すかローストか選べます。
 ご飯は一見おにぎりみたいなものかなと思ったら、非常に堅く丸められていてご飯粒がつぶれてました。鶏肉をゆでたあとのだし汁で炊いてると本に書いてありました。にんにくの味がしました。いいお味が出ております。 
 お肉の味は淡白です。チリソースをかけるとピリッとおいしくなりました。

 このお店は、世界文化遺産マラッカ&ジョージタウン ウォーキングガイド の17ページに紹介されてました。興味とお時間がありましたら、リンク先の下のほうにある eパンフレットを閲覧する をクリックして、17ページまで進んでいただければ。 
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by ruksak | 2009-05-08 19:00 | マレーシア | Trackback | Comments(2)

パイナップル・タルト

 マレー半島の旅の間、プラスチックケースに入れられて売られてるクッキータイプの焼き菓子をよく見かけました。
 パイナップル・タルトはかでもよく見たお菓子のひとつです。
 丸いクッキー台(タルト生地?)にオレンジがかかったジャムがこんもりと乗っかって、ジャムの上にクリームが網目状にしぼり出されています。ひまわりみたいなお菓子です。パイナップル・タルトは縁起物として、プラナカンのお正月のお菓子として欠かせないお菓子だそうですよ。

 マラッカで泊まったヒーレン・インで、女の子が二人、麺棒で食べ物の生地らしきものを伸ばしてました。クッキーを作っているとのことで、次の日パイナップル・タルトが入った筒型のプラスチック容器がロビーの棚に積まれて売ってました。手作りのパイナップル・タルト…、ひとつ味見してみたかったです、…言えませんでした。
 小分けで売られたものが見つからればよかったんですけど、大きな容器のものが多かったので買うのがためらわれました。
 ! パイナップル・タルトを試してないんですよ。シンガポールでも。
 味わってもいないのに、こんなタイトルつけて申し訳ありません。

 次回からマラッカで味わったお料理をドドーンといきます。一品料理ばかりですの。 
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by ruksak | 2009-05-07 14:24 | マレーシア | Trackback | Comments(0)

アンティークショップ

 古きよき町並みが残るマラッカには、年代ものの品物もたくさん残っています。
 アンティークショップをよく見かけましたので、何軒か入ってみました。
 骨董店巡りをしてみて…、私には骨董品を見る目がないようですね。ブラジルのサンパウロの日曜市を見て回ったときのように年代物とガラクタを見極めることができませんでした。

 ガイドブックでも紹介されている「マラッカ・ハウス」というお店では、博物館や美術ギャラリーのように商品を展示していました。このお店も昔からのショップハウスを改装しているので、(あ、このお店に限らないですね)、お店の内装と合わせて、マラッカの昔の暮らしぶりが感じられました。
 ほかの骨董店は、私が入ったところではですが、家具や戸棚のような大きな商品から時計や置物など、置けるだけ詰め込んで、売り物の間の細い隙間を歩いてみて回ります。ガレージに要らないものを置きっ放しにしているように思えてしまいます。売り物が薄汚れているんですもん。
 だけど、アンティーク(骨董品)は、新品ではないから汚れていてもおかしくないですよね。骨董品とは年代が経るにつれ価値が高くなるものなのです。ということをショーケースの中の年代物の、プラナカン柄のパステルカラーのお茶碗や長方形のタイルで学びました。正方形でない、板チョコのような幅のタイルでもゼロが二つも付く値段に、にわかに信じられませんでしたが。

 高いものばかりと思ったアンティークショップで、値段が一桁の商品がありました。
 筒型の陶器のコップ、…曲線型の玉子立てを筒状の直線にしたような形です…、「ソーダカップ」というそうです。8リンギを5リンギ(140円)にまけてもらって一つ買いました。
 コップの後ろ側に会社名と「贈品」と「鹿標汽水」と漢字が書かれています。「汽水」を翻訳するとサイダーでした。表側に英語と黄色い円の中に鹿の横顔が描かれています。鹿印サイダーの販促品ですか? 丸い円は水色や金や色違いがありました。
 少しでも汚れが少ないものを、色がはげてないもの、欠けてないものを、と選ぶのに時間がかかりました。そうやって選んだものでも底に埃がたまってました。
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by ruksak | 2009-05-03 00:51 | マレーシア | Trackback | Comments(2)

プラナカンの街角・マラッカ (3)

・結婚式? お葬式?
 夕方、ヒーレンSt.からジョンカーSt.へ抜ける小路で、ある建物の前に椅子とテーブルを並べていました。屋外レストランの開店準備なのかなと思って通り過ぎ、次に通ったときには、各テーブルにお客さんが着いて、ビールとおつまみでくつろいでました。
 夕食のあと三たび通ると、テーブルのある辺りは人だかりです。扉が開け放たれた(はずされて、かな)建物の内部に、パイプ椅子が奥に向かって何列にも並べられ、その先、建物の奥に大きな男性の写真が飾られていました。写真から実年世代の男性とお見受けしました。
 写真は額の周りが白い花で飾られ、祭壇のようなところに置かれています。写真の前で写真に向かってお辞儀している人もいれば、ホスト役(?)の男女と言葉を交わす人もいて…。そして静かな音楽が流れて…。何かの儀式で集まっているに違いないのですが…。
 と、ここまで書くと、「お葬式」と思われるでしょう。
 でも戸惑っちゃったんです。そこに集まった人たちが皆、白いシャツと白いスラックスという、上下とも白い衣装だったのです。白い服装なら結婚式?

 近くにいた人に聞いたら、やはり写真の男性の葬儀とのことでした。
 白い衣装で亡くなった方を送るんですね。中国南方がルーツの方たちでしょうか。
 現在日本では喪服の色は黒が常識になってますが、かつては白(装束)だったと聞いことがあります。こんなことでもほかの国とのつながりを感じます。

 翌日同じ場所を通ると、昨夜同様に多くの人々で込み合っています。あらっ、昨夜はお通夜(にあたるもの)だったのかな?
 その日はブラスバンドが演奏してました。遠くまで演奏が聞こえたんですよ。ライトバンのような車が止まっているのが見えたので、その車で墓地に送られるのかしら。
 lazyMikiさんからコメントをいただきました。
 ドキュメンタリー番組で見た台湾のお葬式も、「バンドを呼んで賑やかで、賑やかにやるのが死者への敬意を表わすことのなるみたい」だったそうです。
 どこかここかつながっていると思いませんか。同じアジア、アジア同士でなくても、地球は丸いですもんね。
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by ruksak | 2009-04-29 14:59 | マレーシア | Trackback | Comments(4)

ババ・ニョニャ・ヘリテージ

 おもに外から眺めていてたプラナカンのお屋敷の内部が、この私設ニュージアムで見ることができます。
 大人 8リンギ(228円) 
 中国の商人たちが繁栄した頃の暮らしぶりがわかります。中国やヨーロッパから取り寄せた、(今となっては)アンティークの家具や調度品がそのまま置かれています。

 日本語の説明プリントを渡され、プリントを見ながら各部屋をめぐります。
 とても詳しく書かれています。字数が多くて逆に読む気が失せて部屋だけをパッパと見て歩きました。
 プリントには専門用語がよく見られ、しかも完璧な日本語だったので、日本人の専門家が作ったプリントだと思います。博物館の人にだれが書いたか聞いたら、「日本人の女性」という答えが返ってきました。もっと具体的な答えを期待しましたが。『マレー半島 美しきプラナカンの世界』の本を書いた人なのかなあと勝手に想像しました。

 ここでも、おそらく、シンガポールから来た中学生の団体と一緒になりました。
 見学コースの最後に小さなギフトショップがあり、中学生も私も部屋の見学よりグッズの物色に熱心だったような気がします。
 紙のフレームに入った、baba Houseをかたどったペーパークラフトを買いました。(9リンギ/252円)
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by ruksak | 2009-04-25 00:06 | マレーシア | Trackback | Comments(2)

プラナカンの街角・マラッカ (2)

・ヒーレンSt.からそのほかの通りへ 
 ヒーレンSt.はほんとに道幅が狭く、自動車社会になるずっと前からあったんだなあと感じられました。
 しばらくすると、ピンクやグリーンの壁に花の模様があしらわれた建物群が見えてきました。これ、これ、これです。ほんとにあるんですね。
 同じ通りに修復中の連続した建物群もあります。屋根から草木が生えている建物もありました。ペンキがはげてしまった建物も。
 終戦後、多くのプラナカンがマラッカを離れ、人手に渡って放置されたままのショップハウスが多いそうなのです。 
 それが今、たぶん、観光需要で、プラナカンの建物が再生されつつあります。ホテル・プリやババ・ハウスは内装にもプラナカンの文化が感じられるようです。ババ・ホテルは、だいぶ前に宮本亜門氏が「道浪漫」という旅番組で、感嘆の声をあげていたホテルではないかと思うのですが…、記憶違いかも?
 ヒーレンSt.のひとつ隣の、旧市街のメインストリートでもあるジョンカーSt.は、すでにお土産屋さんが連なる賑やかな通りに姿を変えています。ヒーレンSt.は、落ち着いた雰囲気を保ってほしいです。

 ジョンカーSt.では、週末の夜にナイト・マーケットが開催されるそうです。観光局のウォーキングガイドの写真を見ると、縁日のようで楽しそうです。
 世界遺産登録記念の門は、このジョンカーSt.に立ってました。

 ジョンカーSt.のさらに隣、地図では上側、の通りには、先の二つの通りほど観光客が訪れないようですね。ヒーレンSt.のような装飾をしたような建物は見当たらず、旧市街の人々の暮らしが見えるような横丁でした。こちらにも観光客向けのお店がありますけどね。 
 看板にアルファベットに混じって漢字が書いてあります。アジアの顔立ちはマレーも中国も日本も似たようなものです。
 ここでは、中国に来たような気がしました。また、何十年前かの日本の路地裏を思い起こしました。
 郷愁の街、マラッカ旧市街です。
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by ruksak | 2009-04-23 18:00 | マレーシア | Trackback | Comments(4)

プラナカンの街角・マラッカ (1)

・ヒーレンSt.を歩く
 この通りに来るためにマラッカに来たと言っても過言ではありません。

 地図を見ると、マラッカの旧市街は海に平行した横に伸びる三本の長い通りと、その通りに何本か路地が交差しています。ヒーレンSt.は一番海側の通りです。マレーシア独立後は、イギリスからの独立に重要な役割を果たした人物の名前をとった、トゥン・タン・チェン・ロックSt.に改名されています。
 ここでは、このままヒーレンSt.と呼んでいきます。
 ヒーレンSt.は元々オランダ語の、「高貴な通り」という意味だそうです。
 17世紀のオランダ統治時代から商店街として栄え、道幅は当時のまま、狭かったですよ。車一台が通れるくらい。一方通行です。
 そして、この通りにはその頃からの街並みが残っています。
‘商店街’なので、一階は店舗、二階が寝室(住居)の商家(Shop House)が並んでいます。
 
 ショップハウスあれこれ
 マレーシア観光局にショップハウスの様式ごとの写真が出てます。(右2つはヒーレンSt.ではないところの建物のような)
 年代が近づくにしたがって装飾が派手派手になっていくようです。
 パステルカラーの壁に浮き彫りの花の装飾や、タイル飾りが西洋風です。かと思うと、中国風の屋根瓦や提灯や、神様のお供えの台があったり、マレー風のスイングドアがあったりと、さまざまな文化の要素が取り込まれています。
 ヒーレンSt.では、オランダ時代に当たるような外壁が無地の建物がまだたくさん残ってます。建物の高さが低いので狭い通りを歩いていても圧迫感はありません。私が泊まったヒーレン・インもオランダ時代のショップハウスだったかもしれません。

 いろいろな装飾のショップハウスに共通していることは、どの建物も通りに面して間口が狭く、奥行きが深いことです。細長い建物がずーっと連なっています。幅広に見える建物は、隣り合うショップハウスを買い足してひとつの建物としているそうです。
 細長く、各建物が隣り合ったショップハウスでは、日が入らない部屋ができてしまいます。採光と換気の工夫に建物の中ほどに、吹き抜けの中庭が設けられています。
 私が泊まったヒーレン・インには中庭が2ケ所もありました。後ろの通りまでつながる長~い建物だったんです。中庭のところには、腰掛とテーブルと雑誌が置いてあって、宿泊客がくつろげるようになってたんですが、そこでくつろぐ時間はありませんでした。

 建築家の方が書いた本に、こういった細長い建物で街並みがつくられてた理由が書かれてました。
 “オランダ統治時代の不動産税が通りに面する間口により決定されていたことによる。間口はほぼ一定で、4~5m”だそうです。(『東南アジア 建築逍遥』長谷川由紀夫・後藤幸三共著による)

 隣り合う建物数軒に渡って玄関前に通路を設けたショップハウスがあります。通路は幅を5フィート取るように決められているため、Five-foot way(ファイブ・フットウェイ)というそうです。はじめのころのショップハウスには設けてないようです。
 雨よけ、日よけになります。ヒーレンSt.のような狭い通りでは、車を避けて歩けますよね。
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by ruksak | 2009-04-22 21:20 | マレーシア | Trackback | Comments(2)


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