バンダーラウェラにて ~Japanese Peace Pagoda

 アイスレビー・ティー・ファクトリーへ行くバスで、隣り合わせに座ったおじいちゃまに旅のアドバイスをいくつか受けました。
 夜行列車でコロンボに戻ることについて、―明日の列車にしなさい、景色が見えないじゃないか。
 アイスレビーの工場見学について、―バスを降りたら、道路の右手にあるオフィスで見学の申し込みをして、工場に行くんだ、工場は左だよ。 
 お互いの宗教について、―世界のテロ事件はキリスト教とイスラム教が争っているからさ、仏教はそんなことはしないよ。アイスレビーの工場の上に日本人が建てたPagodaがあるから、仏教徒ならぜひ見に行くべきだ。ほら、あの山の上の、見えるだろう?



 小山の上に白いドーム型のPagoda(仏塔)が木々の奥にチラッと見えました。
 仏教徒とは自信を持っていえないし…。暮らしや考え方の中で仏教の教えが生きているかなあというくらいだけれど。
 スリランカの仏教を信ずる人々は日本人より信心深いと思います。(スリランカの全人口の約7割は仏教徒だそうです) 
 というのは、バスが道路沿いの仏様を祭った祭壇の前を通るときに、乗客が立ち上がったり、車掌さんがお供えを置きにバスが停まったりしたんですよ。日本でそういうことに出合ったことがなかったいので、信仰心が篤いのかなあと思えて。

 まあ、日本とゆかりのあるところなので、アイスレビーを見学したあとで行ってみることにしました。
 山にあがる坂道の入り口に案内板が掲げられてます。日本語で「○○宗」と書いてたんですが、控え忘れました。んー、何宗でしたっけ。日本人ならだれでもわかる名前でしたが。
 通りがかりの人に道を尋ねながら、林と茶畑に囲まれた舗装道路から小道へ、さらに、小道から建物横の階段を上り…。 
 と、上りかけたところで、先の方からものすごい剣幕で犬に吠えられました。民家の敷地内に入ってしまったようです。犬が怖くて逃げるように来た道を戻りました。
 バス道まで戻りかけたところで、言葉を交わした年配の奥さんに「道を教えてあげるから」と言われて、また坂道を登りました。
 そして、小道への分かれ道のところで、「ここをまっすぐ。上に見えるでしょ、パゴダへはぐるっと回って行くのよ」と言い残して奥さんは去っていきました。奥さんは英語の先生をしているそうです。英語が上手でした。
 …ここはさっきも来たところで、この先にはあの犬のいる家があって、ぐるっと回って行くには、犬の家の前を通らないといけません。
 親切を無にすることはできない、です? もう一度行ってみます、か。
 犬の家の前を何事もなく通過して、林の間の小道を道なりに歩いていくと、木々が途切れて見晴らしの良いところに出ました。そこに見えたものは…。
 斜面一面のアイスレビーの茶畑です。下のほうにさっき見学した大きな製茶工場が見えます。工場の裏側の方に出たのです。なんとなくそんな気がしてました。パゴダにはたどり着けないような。

 ウッドランズ・ネットワークのガイド冊子に、このJapanese Peace Pagodaのことが紹介されてました。
 このパゴダは25年前に立てられました。日本人の僧侶が一人いらっしゃり、ありがたいお説教をいただけると書いてあります。お目にかかってお話をお聞きしたかったです。
[PR]
by ruksak | 2008-05-02 21:29 | スリランカ | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : https://ruksak.exblog.jp/tb/7980624
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by lazyMiki at 2008-05-02 23:02
でも確か、韓国ではお寺のお坊さん同士ですごいケンカ・・・ていうか、ほとんど殺し合いに近いようなことをやってませんでしたか?
宗教ってリクツじゃないから、何を言ってもダメなんですよね。
日本人は宗教心が薄いからフラフラしてるところもあるかも知れないけど、少なくとも神様を持ち出して戦争することだけはないかなー、と思います・・・。
Commented by ruksak at 2008-05-05 22:08
言われてみれば…。週末の情報番組の「一週間の出来事」コーナーでお坊さんたちとは思えない乱闘シーンを見たことがあるようなないような…。
去年ミャンマーで日本人ジャーナリストが銃撃された騒乱や今騒がれているチベットの暴動も、なんらかの形で僧侶がかかわってますよね。僧侶が暴動に加担したかどうか、真実はわかりませんけどね。
日本人はどうでしょう。私も、戦争までいくようなことはないだろうと思います。
あるいは、どういうところを突かれたら、国民の怒り(のようなもの)が、向かっていくかなあと想像します。


2019年のカレンダーを   お配りしています


by ruksak

プロフィールを見る
更新通知を受け取る

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

ブログジャンル

旅行・お出かけ

最新の記事

ミュンヘン・クリスマス市 i..
at 2018-11-27 23:43
印象派的に
at 2018-11-14 01:20
2019年カレンダー
at 2018-11-13 22:19
はずれてるVSはずしてる?
at 2018-10-14 17:20
チキンのおいしい喫茶店
at 2018-10-09 01:18

カテゴリ

カレンダー
はじめまして
ごあいさつ
旅程表
ドイツ
チェコ
ポルトガル
オランダ
パリ
ブラジル
インド
スリランカ
シンガポール
マレーシア
タイ
マカオ
中国
韓国
香港
台湾
安めの宿
外国便り
外国的
旅の本

最新のコメント

ばななさん ブラタ..
by ruksak at 23:52
ブラタモリ見ましたよ! ..
by bananan_bou at 20:57
ばななさん おそく..
by ruksak at 23:56
ばななさん こんば..
by ruksak at 22:58
こんばんはー。 早速カ..
by bananan_bou at 23:24
こんにちは。 今年は秋..
by bananan_bou at 11:22

最新のトラックバック

「北のヴェネツィア」と呼..
from dezire_photo &..
西暦1719年 - 「ロ..
from ぱふぅ家のホームページ
What a wonde..
from はれ、のちくもり
仙台からの手紙
from はれ、のちくもり
3/11に起こった東北地..
from のほほんannals
生きものの記録からヒアア..
from 日々精進(カメ日記改)
福島原発のこと
from おうちしごと日報
今、できること
from 単なる趣味のテディベア作り
できることから
from Toy Soldiers
音楽の力
from tomate & conco..

タグ

(130)
(106)
(79)
(77)
(75)
(73)
(57)
(57)
(56)
(51)
(47)
(44)
(44)
(42)
(41)
(41)
(39)
(38)
(32)
(31)
(29)
(28)
(26)
(23)
(20)
(20)
(20)
(16)
(16)
(15)
(14)
(13)
(12)
(12)
(8)
(8)
(7)
(6)
(6)
(3)

以前の記事

2018年 11月
2018年 10月
2018年 09月
2018年 07月
2018年 05月
2018年 04月
2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
more...

記事ランキング