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4-3.国立慶州博物館

 博物館のリーフレットは次のような案内文から始まります。

 -新羅千年との出会い-
 新羅の文化遺産を一目で見ることのできる韓国の代表的な博物館です。
  観覧料:一般(個人) 1,000ウォン(112円)
  観覧時間:土、日、祝 9:00-19:00(平日は18:00まで)

 先に感想を述べてしまうと、なかなか好い博物館でした。感じ方は人それぞれだから、私に関しては、になるけれども。
 広大な敷地のなかに、メインの展示館が3つと、仏像や塔などの野外展示があります。
 正直、敷地面積と展示館の大きさや立派さに比べて、「展示品はこれだけ? 新羅関係だけ? だから入場料が安いのか」なんて、期待はずれの感がありました。それが、展示品を繰り返し見ていくうちに目がなじんでいったんでしょうか。ゆったりとした展示に感じらるようになりました。
 ただ、展示室内に座って見られる椅子を置いてほしかったです…、全部とはいわないまでも。展示室外の休憩所やトイレの前にはソファがありましたけれど。

 中心となる展示館の、考古館、美術館、雁鴨池館のなかでは、仏像や石造りの彫刻が数多く展示された美術館が一番好きでした。この博物館に展示されている遺物は慶州周辺から出土したものや、新羅の文化遺産です。
 新羅の石造りの彫刻は、ヒンズー仏教の寺院に彫られた像の近いように思えました。個人的にそう思えただけで、なんの根拠もありませんが、韓国は日本よりインドに近いのだなと感じ入りました。
   
 あるツアーの慶州日帰観光では、博物館の見学時間が40分に設定されてました。ササッとなら40分で見て回れます。それに買い物の時間を20分足して1時間は欲しいですね。私は博物館に2時間も居座ってました。
 夕方5時近くに入場して、2時間も見学できたのは、週末は夜7時まで開館を延長していたからです。ありがたいです。しかし、ギフトショップはいつもどおりの時間に閉まるようで、お店を見に行こうと思ったときにはもうロープが張られて中に入れませんでした。
 それから、6時半を過ぎると、見学者がめっきり見当たらなくなり、人気の無い博物館はかえって恐ろしいものです。ナイト・ミュージアムのような…。

 各展示館は独立して建っているので、別の展示館へ移動するときは、屋外に出ます。
 6時過ぎに外に出たら、西の空が残照に照らされてました。

<次回は博物館の食堂について
by ruksak | 2008-05-13 10:30 | 韓国 | Trackback | Comments(0)


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